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2010/03/05
日本語ブームは出版社を救うのか? 【PDBM Daily News 2010/3/5】
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01 ┃ 今朝の一言 -『日本語ブームは出版社を救うのか?』-
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┃ 川田 智子(東京都出身)
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サポートデスクの川田です。
定点チェックしているサイトのひとつに
「福井県立図書館」の覚え違いタイトル集
http://www.p-db.com/cst-0000000-27/0008111/
というサイトがあります。
これは、図書館に本を探しに来た方が、
間違えて覚えているタイトルを羅列したもの。
例えば、
【1】
「主婦の友」とかでよく見るんだけど、名前が読めない人の本。
…答えは
料理研究家の奥薗壽子(おくぞの としこ)。
『ズボラ人間の料理術達人レシピ』など著書多数。
http://www.p-db.com/cst-0000000-27/0008116/
【2】
トコトコ公太郎
…アニメにもなりましたね。。
正解は『とっとこハム太郎』河井リツ子/著 小学館
http://www.p-db.com/cst-0000000-27/0008113/
とにかく、
「ざっくり」「あいまい」「もはや適当!?」
になってしまいがちな、
本のタイトルや作家の名前が羅列されていて、
「ありそうだな・・・・」と思いながらも、
「仕事でこんなあいまいなこと言ってそうだな…」
と内心びくびくしています(苦笑)
本のベストセラーで近年見るテーマの中に
「正しい日本語」や「マナー」を知るというものがあります。
直近で言うと、2009年度の上半期ベストセラーになった
『読めそうで読めない間違いやすい漢字』
(著:出口 宗和)
http://www.p-db.com/cst-0000000-27/0008114/
や、
日本人教師が外国人の生徒に日本語を教える
過程を漫画エッセイにした
『日本人の知らない日本語』(著:蛇蔵&海野凪子)
http://www.p-db.com/cst-0000000-27/0008115/
など、日本語のよさやマナーを書いた本や
日本語を学ぶテレビ番組。
改めて本などを読んだ方も
多いのではないでしょうか。
出版の世界でよく言われるのが、
「日本では不況期に日本語ブームが起こる」。
歴史を簡単に紐解いてみると、
1957年の鍋底不況のころには
『日本語』(金田一春彦著・1957年)
『日本語の起源』(大野晋著・同年)が、
1973年・1978年の第1次・第2次石油ショックの際にも
『日本語をさかのぼる』(大野晋著・1974年)
『日本語のために』(丸谷才一著・1978年)
がブームになったと言われています。
記憶に新しいところで言うと、
IT不況に米同時多発テロが重なり、
景気悪化が一段と鮮明になった2001年には
斉藤孝氏の『声に出して読みたい日本語』、
そして先ほど述べた
2009年の『読めそうで読めない間違いやすい漢字』。
驚くほど一致しているのがお分かりになると思います。
また、最近出版界で話題なのが、
1月に、米アマゾンが発表した
「「キンドル」の電子書籍について印税を35%から70%に条件付きで引き上げる」
というニュース。
・作家側が読者のダウンロードコストを負担すること (現在はAmazon負担)
・作品の販売価格を2.99~9.99ドルの範囲に固定すること
・リアル書籍がある場合は電子書籍価格をその80%以下とし,かつAmazonを最低価格とすること
などなどの諸条件はありますが、
出版界を大きく揺るがす内容でした。
現在は英語版でのみ発売されているキンドル。
日本上陸はまだ先といわれていますが、
個人で電子書籍を発行することが可能になります。
日本語版が発売され、上記の条件が付随してきたら、
出版社は日本語ブームを起こすような書籍を
発行できるのでしょうか?
今後の動きにますます注目が集まりそうです。
個人で読書を趣味にする方も、
ビジネスで電子書籍を開発される方にも、
お役に立てましたら幸いです。
それでは本日もよろしくお願いいたします。
参考ブログ:
「個人が印税35%の電子書籍を出版できる時代 - Amazon Kindleの衝撃」
http://www.p-db.com/cst-0000000-27/0007396/
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▼プロフィール:
・氏名:川田 智子(かわだ・ともこ)25歳
・出身:東京都板橋区
・出身高校/大学:都立文京高校/法政大学社会学部
・役職:バックオフィス全般
最近気になるお店:
コーヒーチェーンならぬ、紅茶チェーン
「ティーエスプレッソ ハッティー」
http://www.p-db.com/cst-0000000-27/0008112/
日本で普及するでしょうか?
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